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【京論壇2021】OBOGインタビュー第4弾:長越柚季さん 

長越柚季様

...京論壇2009年参加。清華大学の修士、ウィーンでIAEA勤務、アメリカで弁護士資格取得のち、スイスの国連機関勤め 

▶インタビュー内容

〜 長越様のこれまで 〜

・京論壇との関わり、中国との出会い

2009年、新疆ウイグル自治区問題が話題になり始めたばかりの頃に学部3年でメディア分科会に参加。中国の学生の優秀さ、ダイナミックさに強い印象を受け、世界で仕事をしたいと考えるように。4年で中国の弁護士事務所にてインターン、清華大学にて修士号取得。中国では、周囲の人々に助けを請うことで達成できることもあること、応援してもらう心強さについて、自分が「弱い」立場に立ったことで改めて自覚した。 

・博士課程以降~現在に至るまで

博士課程では知的財産の研究。ミュンヘンに1年間の留学。中小企業へのインタビュー等。のち東大助教の依頼を受け、IAEAでは原子力技術の保持や拡散について取り組んだ。2017年、研究のみならずミクロベースでの実務で人の役に立つ経験をしたいと、助教を辞めてミシガン大学に留学。就活の際には流暢な英語が求められ努力した。イギリス系の事務所に内定。自分の研究が解釈の規範に生かされる裁判所での仕事に強く惹かれた。今後は国際法に関わる仕事などにも携わり、ミクロから人を助けられる弁護士になりたいと考える。 

~ Q&A ~

・キャリア選択について

様々な分野に取り組むことで木の幹が太くなるイメージをしている。太い幹があれば葉が茂り花が咲く。生き方の多様化、視野を広げれば人生で立ち行かなくなることはない。だからまずは第一に自分の好きなことをやる方が良い。嫌いなことを積み上げても嫌いなだけ。財政面・社会面での重要な局面で間違えなければ、「好き」を追うことでいつかやりたいと思えて興味関心に合うようなものが見つかる。何らかの専門性がある方がいいと言える場合もある。 

・ミクロで役にたつか、マクロで役に立つか

どちらでも、チャンスが来た方をやればいい。どちらもできる。続けることを絶対と思わず、嫌だったら辞めればいい。ミクロに取り組んだ後に学者や政策的な仕事に戻るなど、どちらも経験することで想像力を得るなどの利点もある。本をたくさん読むようにしている。 

・わくわくする瞬間は

入ってすぐは苦痛だった。電話の内容が聞き取れないなど。しかし同じような案件が繰り返されると内容がわかり面白い。問題がうまく解決できたとき嬉しい。弁護士としては客の求める結論に関して「なぜそれが欲しいのか」を探り、答えは違えど欲するものに近づけることに魅力を感じる。問題を解決して自分の中で真理に一歩近付いた瞬間は面白い。 

・現役へのメッセージ

東大に入ると「東大生」としてのプレッシャーもあるだろうが、それはいったん脇に置いて、やりたいことを全力でやったらいい。失敗してもリカバリーはきく。他の人とコミュニケーションをとりつつ我が道を行ったらいい。 

▶コメント

・様々な研究や業務を経験された長越様だからこそ、幅広い手法から携わることの魅力や価値について示唆をいただきました。自分の「好き」なことを選択してみる勇気をいただきました。明るく気さくな方で、現役の様子も興味津々に聞いてくださり充実した時間となりました、貴重な機会をいただき大変有難く思います。(五ノ井) 

・長越様の「人生は回り道があってもいい。」というお言葉が強く印象に残っています。自身の興味のあることに多く打ち込み、失敗がありながらも我が道を突き進むお姿には尊敬と憧憬の念を禁じ得ません。私自身も今後のキャリアを考える上で、大変大きな励ましと刺激を受けました。この度は忙しい中にもかかわらず、素敵なお話をしてくださりありがとうございました。(吉田) 

 

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