京論壇2023
参加者新歓開始!
京論壇2023、新歓開始いたしました!
京論壇は、東'京'大学と北京'大学から集まったメンバーでディスカッションを行います!というと、なんだか怖そうな団体にきこえるかもしれませんが、1人1人の価値観を大切にする温かいコミュニティです。
新入生の皆さんはもちろん、上級生の方々もぜひ、QRコードかこちらのリンクからプレエントリーしてみてください!
京論壇の参加者は、テーマ毎に構成される分科会に所属します。
政府や市場のあり方は、個人の発展のための基本的な枠組みやプラットフォームを構成し、経済活動を通して個人に大きな影響を与える。
本分科会では、この前提を踏まえ、日本と中国における政府と市場の関係、およびそこから派生する経済システムについて議論する。さらに、これらのメカニズムの下での企業・個人の経済活動、社会的地位、個人の権利や権限に焦点を当てる。
具体的には、①日中の政治経済システムの市場への影響を考察し、この議論をもとに②日中の経済活動と国家の関係性を探る。特に、国家におけるベンチャー企業/大企業の役割について掘り下げる。さらに経済活動を個人のレベルにまで落とし込み、③個人の経済活動と社会的地位、国家権力との関係について議論する。④では、各国共通の課題であるジェンダー問題を取り上げ、政治制度や経済システムがジェンダー格差にどのように影響しているのかを論じる。
Post-Truth:
‘relating to or denoting circumstances in which objective facts are less influential in shaping public opinion than appeals to emotion and personal belief’
(Oxford Dictionaries Word of the Year 2016)
世界的に権威のある辞書は、我々が真実という言葉の意味を問い直さなければならない時代に突入してしまったことを高らかに宣言した。確かに、インターネットに蔓延るフェイクニュースや錯綜するメディア報道を目にしない日はない。かつて真実を語る共通言語とされてきた科学に対してすら、その信頼が揺らいでしまった。あなたにとって「真実」とは何であろうか。情報が溢れたこの時代にあなたは何を信じ、また何を信じるべきなのであろうか。本分科会が自己の意見形成の偏向に気づく一助となれば幸甚である。この一年の議論を通して、post-truthの日中両国での実態、そして自分自身の価値観形成について、科学/権威/ソーシャルメディアに分けて考察する。
我々は往々にして、各個人の複雑な背景を捨象し、世界をより単純に捉えようとする。この過程において、ある二者間の差異が概念間の差異に代替されたとき、そこに区別が生まれ、区別あるところに差別は生じる。差別は内心のものから物理的排除に至るまで多様な様相で姿を現し、ときにベールで身を隠し、ときに歴史的・社会的規範の影響を受け露わな暴力性に変貌し、我々に迫る。果たして我々はどの程度周りに潜む差別に自覚的なのだろうか。我々は社会構造に内在する差別のシステムに対し目が開いているだろうか。他人事として、被差別者の抵抗に無知/無関心になってはいないだろうか。また、差別・排除を乗り越え、和解を志向する事はできるのだろうか。果たして、その和解は新たな差別構造の誘因となっていないだろうか。
本分科会では社会に潜む不正義・差別を、現状から解決に至るまで多角的に考察する。具体的には、社会階層、固有の特徴に基づく差別に焦点を当て、差別・抵抗・和解という軸をもとに論じていく。
京論壇 | JING Forum とは
京論壇 | JING Forum は
東京大学と北京大学の学生で
構成される議論団体です。
北京・東京で夏休みに一週間ずつ合宿を行い、様々な社会課題について「学生ならではの視点」から英語で徹底的な議論を重ねます。
その成果を広く発信することで両国の深い相互理解の達成への一助となることを目指します。
沿革
日中間の相互理解と信頼が重要だと考え、東大・北京大の学生が2005年に創設しました。
創設から毎夏、様々な社会課題について徹底的に議論してきました。
報告会・シンポジウム・出版活動など、様々な形で、議論の成果を社会発信しています。
2週間、寝食を共に
100時間に及ぶ議論
ユニークかつ難解な
テーマ
社会発信
価値観の衝突
徹底した理想の追求
日中最高峰の学生
トップレベルの議論
東大生・北京大生で構成
京論壇2022運営メンバー
東京大学・北京大学から各4名のメンバーが京論壇を運営いたします。
(加えて北京大学には2名のスタッフがいます)
Haruki Maruyama
UTokyo-President
Yuto Iwamoto
UTokyo-Vice President
Sosuke Tani
UTokyo-Vice President
Miyu Takazawa
UTokyo-Vice President
、
Yuxiao Qian
PKU-President
Franklin Wang
PKU-Vice President
Alex Zhang
PKU-Vice President
Yanyijie Zhou
PKU-Vice President
JiChing Hong
PKU-Staff
Estelle Cheung
PKU-Staff
Haruki Sugimoto
UTokyo-Section Leader
Masaki Fujishiro
UTokyo-Section Leader
Yuina Morita
UTokyo-Section Leader
Jiaqi Zheng
PKU-Section Leader
Ziyu Shu
PKU-Section Leader
Tingyi Xin
PKU-Section Leader
2023年度 スケジュール
詳細な日程につきましては決定次第更新いたします。
5月〜
参加者募集
ES提出→面接で参加者を選抜。
6月〜8月
分科会準備
セッションに向けて分科会ごとに前提知識の確認・議論の枠組みの設計・事前調査などを行います。
8月上中旬
@北京・北京大学
朝から晩まで共に過ごし、議論を行います。
10月~1月
分科会準備
セッションに向けて分科会ごとに前提知識の確認・議論の枠組みの設計・事前調査などを行います。
2月上旬
東京セッション
@東京・東京大学
朝から晩まで共に過ごし、議論を行います。
2月下旬〜
社会発信
最終報告会でのファイナルプレゼンテーションに加え、報告書作成など、積極的に社会発信を行います。
これまでの活動
京論壇では、社会発信の一環として毎年度報告書をまとめています。
過去の報告書(表紙をクリックして下さい)・ブログをご覧になれます。
協賛企業様
京論壇の活動をご支援いただいている企業・団体・個人様の御名前を記載させて頂いております。
株式会社JOUJU 様
EPSホールディングス株式会社 様
株式会社Info Deliver 様
博恩キャピタル 様
河野 通直 様
鎌長製衡株式会社 様
公益財団法人 三菱UFJ国際財団 様
一般社団法人 MRAハウス 様
【後援】一般財団法人 日本アジア共同体文化協力機構(JACCCO)
双日国際交流財団 様
東華教育文化交流財団
【後援】在香港日本国総領事館
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