京論壇 | JING Forum 2020
REFLECT THE AGE,
CREATE A STREAM.
「東大生には何ができるのか」
入試問題は解けた。
それは過去のこと。
「君には何ができるのか」
急速に変わり続ける社会。
未来を創るのはいつも若者。
どうやって?
一人では、何もできない。
感性なき知性は何も動かせない。
「君はどう思うのか」
人を動かすのは言葉、
君を表現するのも言葉。
価値観がぶつかり合う議論を通して、
全てが研ぎ澄まされる夏休みの100時間。
京論壇で感性を、知性を、人生を豊かに。
京論壇 | JING Forum とは
京論壇 | JING Forum は
東京大学と北京大学の学生で
構成される議論団体です。
北京・東京で夏休みに一週間ずつ合宿を行い、様々な社会課題について「学生ならではの視点」から英語で徹底的な議論を重ねます。
その成果を広く発信することで両国の深い相互理解の達成への一助となることを目指します。
沿革
日中間の相互理解と信頼が重要だと考え、東大・北京大の学生が2005年に創設しました。
創設から毎夏、様々な社会課題について徹底的に議論してきました。
報告会・シンポジウム・出版活動など、様々な形で、議論の成果を社会発信しています。
2週間、寝食を共に
100時間に及ぶ議論時間
ユニークかつ難解なテーマ
社会発信
価値観の衝突
徹底した理想の追求
日中最高峰の学生
トップレベルの議論
東大生・北京大生で構成
運営メンバー
東京大学・北京大学から各4名のメンバーが京論壇を運営いたします。
Kazuho Fukuyama
UT-Vice President
副代表/経済学部3年
Sohei Oe
UT-Vice President
副代表/教養学部2年
Takuhiro Kubota
UT-Vice President
副代表/教養学部2年
Fei Teng
PKU-President
Yilu Cao
PKU-Vice President
Yanjun Ni
PKU-Vice President
Siyu Zhu
PKU-Vice President
議長
各分科会/テーマごとに北京大学・東京大学から各1名の議長が議論を率います。
Suzuka Yamada
UT-Section Leader
Yutian Gao
UT-Section Leader
Gai Omiya
UT-Section Leader
Yan Yu
PKU-Section Leader
Yuchao Bu
PKU-Section Leader
Haohao Fu
PKU-Section Leader
2020年度 スケジュール
詳細な日程につきましては決定次第更新いたします。
5月〜
参加者募集
ES提出→面接で参加者を選抜。
6月〜8月
分科会準備
セッションに向けて分科会ごとに前提知識の確認・議論の枠組みの設計・事前調査などを行います。
9月上旬
@北京・北京大学
朝から晩まで共に過ごし、議論を行います。
9月末~10月上旬
@代々木・オリンピックセンター
北京セッション同様、議論を実施。
最終報告会に向けて成果をまとめます。
10月上旬
@東京・東京大学
ご協賛・ご協力頂いている皆様のほか、一般向けにも公開。
広く社会に向けて京論壇の議論を発信します。
10月〜
社会発信
最終報告会でのファイナルプレゼンテーションに加え、報告書作成など、積極的に社会発信を行います。
2020年度テーマ
京論壇の参加者は、テーマ毎に構成される分科会に所属します。
Medical Technology and Views on Life and Death
医療技術と死生観
急速な医療技術の発達により、現代社会に生きる我々は様々な恩恵を受けている。
臓器移植によって今まで助からなかった命が救われ、出生前診断を受けることで親は胎児の状態について少なからず知ることができるようになった。
一方で、それらの技術は重大な倫理的問題を孕んでいる。
例えば、人間には自分の臓器を他者の身体に移す自由があるのか、出生前診断は障害者や特定の性別の差別に繋がらないのか。
このような医療技術は、社会において十分に議論がなされないまま普及し、私達の死生観にも大きな影響を及ぼしているといえよう。
この分科会では、「私達はどの程度、人間の身体や生死をコントロールすることが許されるのか」という問題提起を主眼として、個別の医療技術とそれらが生む社会問題について議論する。
Interpersonal Relationship in the New Era
新時代の人間関係
ごく当たり前の人生を送ってきた人たちが、一人孤独に亡くなった姿を描いた「無縁社会」というNHKドキュメンタリーは、人間関係が希薄になりつつある日本社会の現状を示した。
「誰も助けてくれる人はいません」
「心の中は無人島です」
「私が死んでも誰が気づいてくれるのでしょうか」
孤独に直面している現代人の本音である。
番組にも若い世代から多くの声が寄せられた。過激な競争における仲間外れ、核家族化により失った血縁の繋がり、地域社会で起こった過疎化など、無縁社会に苦しんでいる我々若者の様子が伺える。
日本でも中国でも現代化と都市化に伴い、人間関係に変化が生じている。加えてテクノロジーの発展により、インターネットで繋がる新たな人間関係も築かれた。このような背景に潜む日中両国の人間関係の変化と相違点を、東大生と北京大生の議論を通じて見極める。
無縁社会のトレンドは一体現代化に駆けられた人々の自発的な選択なのか?
はたまたハイプレッシャーにより人間関係に苦しんでいた人の悲鳴か?
他人との協力に頼って生活する農耕社会とは違い、テクノロジーが発達した現代社会では、一人で生きることは想像に難くない。現代社会において人間関係はどれほど重要なものなのか。人間関係を楽しむ人もいれば、人間関係に苦しむ人もいる。それは果たして我々の心理面と生活面においてどのように機能し、どのように影響をもたらすのか。これらの議論は、個人の生き方と社会全体のあり方にとって大事なこととなるだろう。
Japan-Cihna Relations and Misunderstanding
日中関係と偏見・誤解
日本と中国の関係は長い歴史を持っている。
この二国間関係は日中双方にとって極めて重要なものであろう。
しかし、私たちはあまりにも互いに偏見や誤解を持っていないだろうか。
個人の性格や文化から政治体制に領土問題。
これまで日中双方に蓄積されてきた相手に対する偏見・誤解は、さらなる日中関係の発展、相互協力関係の構築の障害の一つとなっている。
これからの日中関係を支える若者として、この偏見・誤解に正面から向き合い、日中関係の良好な発展を阻害するこの要素を取り除くことに取り組むことは非常に重要であろう。
協賛企業様
京論壇の活動をご支援いただいている企業・団体・個人様の御名前を記載させて頂いております。
株式会社JOUJU 様
EPSホールディングス株式会社 様
株式会社Info Deliver 様
博恩キャピタル 様
河野 通直 様
鎌長製衡株式会社 様
公益財団法人 三菱UFJ国際財団 様
一般社団法人 MRAハウス 様
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