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      【京論壇2025】代表挨拶

      2025年度京論壇の東京大学側の代表を務めます玉井よりご挨拶申し上げます。

      こんにちは、東京大学前期教養課程文科一類の玉井春希(たまい はるき)と申します。このたび、20周年を迎える2025年度の京論壇代表となりました。

      前年度の「東アジアの平和と安全保障」分科会での参加者としての活動は、個人的には不安と緊張、そして喜びにあふれたものでした。海外へ渡航したこともなく、英語に自信もなかった私は、英語で議論だなんて本当に大丈夫だろうかと不安でしたが、東大側、北京大側双方の素晴らしい仲間たちと、全員の言葉を大切にする真剣な議論を行い、また心温まる時間を共にすることができました。

      たとえセンシティブな話題であっても、互いを理解しようと徹底的に議論すること。「国」を背負うのではなくあくまで個人としての言葉を話そうとすること。語ることを通じて自分への解像度も上げていくこと。勉強会やセッションでのこうした体験を他では得難いものだと感じ、このような場を次年度も創りたいと感じてこの役目を引き受けました。

      前年度の活動を通じ、人間がいかにその生まれ育った環境に影響され、異なった人格が形成されていくかということに相互理解のための鍵があると感じました。そこで、今年度の活動にあたっては、2つの国の間にある大きな溝(政治や経済、文化、宗教といったもの)を分科会のテーマに沿って直視しながらも、その中で見過ごされがちなより小さな差異も忘れずに議論の俎上に上げていくということを意識したいと考えています。

      京論壇は領土問題によって日中関係が冷え込んだ2005年、学生同士の忌憚ない対話の場を求めて設立され、今年で20周年を迎えます。粘り強く真剣に他者の理解を試み、それを自分を見つめなおす契機ともできる京論壇は、自由に、そして徹底的に思考を働かせることのできる、参加者の好奇心や探究心を思う存分発揮できる場ですし、相互理解のために絶対に欠かせない議論・対話を続けていくためには、これからも自由な場であり続けなければなりません。自由闊達な議論の場、言葉を通じて日本と中国の社会・個人に向き合う場、そしてその設立趣旨でもある、知的で熱烈な営みを通じて冷静かつ情熱的な「知日派」「知中派」を育てる場としての京論壇を守り、発展させていくことは、私たちの責務です。すでに多くの魅力的なメンバーが、運営・議長として集まってくれています。彼らの素晴らしい働きに、代表として期待しています。

      最後になってしまいましたが、これまで京論壇を支えてくださった先生方・先輩方・協賛の皆様のご支援に篤く感謝いたします。これからもご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

      京論壇2025年度代表 玉井春希

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