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      【京論壇2016】分科会紹介:人口と発展分科会

      この文章は2016年7月15日よりhttp://jingforum2016.hatenablog.comで公開しました。

      人口と発展分科会の議長を務めます、教養学部4年の川本大喜と申します。今回は、私たちの分科会について紹介したいと思います。

      近年、日本では毎日のように少子高齢化について新聞やニュースで語られています。誰が高齢者を介護するのか?労働力としての移民を受け入れるべきか?出生率を上げるにはどうすればいいのか?など日本には人口問題をめぐる数多くの議論があります。2016年2月には「保育園落ちた日本死ね!!!」と題された匿名のブログが公開され、女性の社会進出と子育ての両立が困難な現状に対して活発な議論が巻き起こりました。

      一方、中国も日本同様に人口に対して課題意識を持っています。2015年には、1979年以来続けてきた「一人っ子政策」の廃止を決断し、将来待ち構える少子高齢化社会を意識した対応を行ってきました。長年の一人っ子政策の結果として人口構成がいびつになった中国にとって、少子高齢化は避けては通れぬ課題になっています。

      まさに少子高齢化社会の真っただ中にいる日本、そして、これから少子高齢化社会に突入していく中国。これら2つの国が抱える人口問題は、似ている点もあれば異なる点もあります。例えば、日本側のメンバーも北京側のメンバーも人口問題の解決策としての「移民」に関心を持っています。しかし北京側のメンバーと話をしてみたところ、彼らにとっての身近な移民問題とは、中国人の高所得者人口が国外へと移住していってしまうことだとわかりました。一方、東京側のメンバーにとっての移民問題とは、労働力不足を補うために、介護士や工場労働者として外から日本に来た移民とどう関わるかということでした。以上より、移民という一つのトピックをとってみても、日本と中国とでは問題意識が異なることがわかります。

      私たちの分科会では、まず私たちの考える人口問題とは何かというところから議論をはじめ、その後人口問題が引きおこす、介護、労働力の減少、子育てなどの課題について議論をしていきたいと考えています。

      さらに、この分科会では現在の人口問題についての議論にとどまらず、未来志向のもと「発展」とは何かというところまで話し合いたいと思います。人口問題への対応として、移民の受け入れ、介護の社会化、家族の役割の変化などが進んでいく中、我々はどのような「発展」を志向すべきかという点まで議論していきたいと思っています。

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