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【京論壇2017】「どうしたいのか」話すこと

この文章は2017年7月21日よりhttp://jingforum2017.hatenadiary.jpで公開しました。

  ジェンダー分科会に参加している坂西と申します。
京論壇では、参加者が持ち回りでブログを更新しています。

恥ずかしながら、私は自分の担当日を失念しておりました。
さらに白状すると、運営の比護さんから投稿記事を催促するメッセージをもらった時、京都で祇園祭・宵山を満喫していました。関係者の皆さま、申し訳ありません。
さて、その祇園祭です。毎年7月に京都で行われる、京都三大まつりの一つで、国内外から毎年数十万人が訪れます。
私自身は、旅行で何度も京都を訪れたことはありましたが、
祇園祭に合わせて行くのは今回が初めてでした。

祇園祭の目玉は『宵山』と『山鉾巡行』です。
宵山では、市内の中心部を車両通行止めにし、町ごとに趣向を凝らした山鉾が23基決められた場所に立ち並びます。
それに加え、
四条通りに沿ってかかる提灯。烏丸通りの両側を埋め尽くす出店。そして見物客の浴衣姿。
日本有数の大都市は、夕暮れと共に熱気に包まれ異空間へと変貌していました。

↑〈宵山の様子〉

↑〈山鉾巡行の様子〉

この山鉾が市内のコースを一周するのが山鉾巡行です。まさに祇園祭のクライマックス。
中でも、すべての山鉾の中で最大の
長刀鉾が笛や太鼓の音楽と共に進んでいく姿は圧巻でした。
応仁の乱での中断を経て、現在まで、形を変えながら受け継がれてきた伝統の祭りには、数々の決まり事や風習、そして儀式があります。今年初めて見た私が書くのは気が引けるほど、長い歴史です。
例えば、
山鉾巡行の順番はくじをもって決めること。しかし、中には「くじとらず」と言ってくじを引かない山鉾もあること。
上記、
長刀鉾も「くじとらず」の一つで、必ず最初に巡行すると決まっています。

祭りの掟の中には、女性の参加を限定するものもあるようです。
長刀鉾では、女性は山鉾の内部の見学が許されていません。
今思えば、
山鉾巡行のときに子供から老人まで鉾を引いて、踊りや音楽を披露していましたが、男性ばかりでした。
以前の私であれば、「そういう伝統だから」ということで、モヤモヤとした感情を抱くことはなかったでしょう。
京論壇・ジェンダー分科会のメンバーと話しているうちに、自分の中で問題意識の感度は上がっていたようです。
今回のように、祭りにおける女人禁制やそれに類する慣習は、日本では比較的多く存在する事例だと思います。この議論に明確な意見があるわけではありませんが、個人的に「善し悪し」という議論をするべきではないなと感じます。
古き良き伝統だから議論の余地はない。その伝統は女性差別に当たるから悪い。
例えばこのような意見があったとして、私は、どちらにも違和感を覚えます。善し悪しで語れる問題ではないと思うのです。
ジェンダーに対する価値観も感度も人それぞれです。どのような形であれ、それを否定する言葉こそが摩擦を生むのではないでしょうか。ですから、語るときは常に「善し悪し」よりも「何を実現したいか」を話すことこそが重要なのではないかと思います。
伝統として女人禁制の風習があり、それを守りたい。参加者が不足する中で、女性で参加したい人の参加は認めていきたい。「何をしたいか」を明確に議論していくことが大事だと思います。
特に
ジェンダーの問題は、無意識のうちに、私たちが生まれたときからずっとさらされている根深い問題です。善し悪しを考える理由を掘っていっても議論はまとまらないのではないかと感じています。差別的な言葉に対しても敏感な分野だと思います。感情的になりやすい話題です。
そのような議題だからこそ、どういう未来を描きたいのかを明らかにしていく話し方がより一層求められると感じています。
北京セッションまであと6週間ほどです。
私たちは「どうしたいのか」。仲間と考えていきたいなと思っています。

農学部6年 坂西俊太

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