経済格差分科会 (参考:昨年度分科会)
- 議長のご挨拶――応募を検討されている皆様へ
- 【問題意識】
先進国と途上国に於ける経済の格差といった問題は、長年問題視されてきました。
私達、経済格差分科会の問題意識は、「こういった経済格差は他人事だろうか?」という所から始まります。私たちの分科会では日本、中国双方の国内に存在する経済格差について議論します。近年、一億総中流と言われた日本社会に於いても、「格差」という言葉を良く耳にするようになったのでは無いでしょうか?「派遣切り」「勝ち組負け組」「下流社会」といった言葉は、本当にマスコミが過剰に報道しているだけなのでしょうか?
カウンターパートとなる中国では、経済格差は日本以上に深刻な社会問題として、認知されています。富の偏在という観点では、人口の0.4%の人口の人々が、全体の70%の富を有していると言われています。他にも中国では医療費の高騰に伴い、まともな医療を受ける事が出来ない人々が大勢いるという現実があります。農村部に於いては一回の入院治療費が平均年収の70%に相当するというデータすら存在します。
何故この様な格差が生まれ、現状に対してステークホルダーはどの様な対応を行っているのか?そして私達はどういった問題意識を持ち、未来に向けて何をするべきだろうか?
当然、政策や経済的な視点は議論する上でのツールとして登場します。しかしバックグラウンドや価値観の異なる学生達との議論を通して、自分はどう考えるのか、どう感じたのかという部分が一番大切な事だと私達は考えています。
経済格差は単に収入の格差だけで無く、前述した医療格差や、他にも教育の格差、就労の格差といった様に様々な切り口で議論する事が出来ます。どんなアプローチをするかは、参加者の皆さん次第です!
東大生、北京大生は共に両国の未来の一翼を担う存在であり、今回の参加を通して何かこれからの格差を考えるきっかけを得て欲しい、とスタッフ一同お待ちしております!
【議論の進め方】
本番までの約4カ月間は「リサーチ+フィールドワーク+ミーティング」を通じて行います。
リサーチでは読書やそのシェア、フィールドワークでは官庁、企業、NPO等、参加者の皆さんが望む所へヒアリングが可能です。MTGでは本番に向けた議論のフレームワーク構築や英語ディスカッションの練習を行う予定です。飲み会も随時行いましょう!
どんな分科会にするか、どんな議論を本番で行うかは参加者の皆さん次第です。
積極的な皆さんの御応募お待ちしています!
経済格差分科会 日本側議長
学際情報学府学際情報学専攻修士2年
高松創介