代表あいさつ
この度は、京論壇の公式ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。京論壇東京大学実行委員会代表を務めます田中宏樹と申します。
京論壇2011の運営にあたり、東京大学実行委員会スタッフを代表して抱負を述べさせていただきます。
まず、この度発生しました東北地方太平洋沖地震の被害を受けられた方々に心よりお見舞い申し上げます。
あまりに大きな災害に沈む一方、中国の京論壇スタッフ・OBOGから次々と届くメールに私達は勇気づけられました。2006年から始まった京論壇が、6年間の間に築いたものの大きさを実感するとともに、このような折に開催する重責を感じています。
今、日本の対応や日本人の行動を、世界が注視しています。
近年よく言われる「若者がいかに内向き志向」であったとしても、日本は先進国として世界から注視されています。中国の学生を意識することは、実感を伴った形で、意識を世界へと向けさせます。
けれども、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国には目が向いたとしても、それを牽引していく北京大生には残念ながら目が向きにくいように思います。ですから、私ども京論壇2011スタッフは、アジアの中心である両国の学生が、未来を共に創ることを意識し、互いを理解することに加え、互いを高め合い洗練させていくことが重要ではないかと思っています。
京論壇では議論を通し、互いを理解し洗練させていきます。その際、英語という共通言語が、日中間での議論の素地となります。議論を通して、2週間という中で、私達は腰を据え徹底的に本音をぶつけ合います。本音をぶつけ合う事で、相互理解を促進し、信頼を醸成することが出来ます。加えて、互いの意見に指摘し合い、比較し合う事で、互いの考えを相対化し、洗練させていくのです。
一方、議論を通して新しい価値を結果として創出することも未来を意識する上で重要です。それは、社会問題や社会に対して、私達が積極的に考え関わっていくということを意味します。
相互理解や高め合いを目指す姿勢、議論を構築する過程、そして議論結果は、社会的価値を帯びる様に意識しております。ですから、京論壇で得た成果を内部に留めることなく、広く社会へと発信します。
現在、日々生じる課題に真摯に向き合いながら、セッション本番に向けて準備を進めております。スタッフ一同、精一杯努力いたしますので、活動への御理解のほど、宜しくお願いします。
このような大変な折に、6回目となる京論壇2011を開催する運びとなりましたのは、ひとえにこれまで京論壇を支援して下さった方々のお陰であることを強く感じており、感謝の気持ちを新たにしております。この場をお借りして、心より感謝の意を申し上げ、結びの言葉に代えさせて頂きます。
京論壇東京大学実行委員会代表
東京大学法学部3年
田中 宏樹
